「池袋サンシャインシティアルタが閉店するのではないか」という憶測がネット上を駆け巡った背景には、2025年2月28日に行われた新宿アルタの営業終了が深く関係しています。同じ「ALTA(アルタ)」の屋号を冠していることから、「ブランド自体の完全撤退」「池袋店も道連れで閉館する」といった早合点がSNSを中心に拡散されました。
しかし、株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインが公開した発表資料および現地確認により判明している通り、池袋サンシャインシティアルタは現在も何ら問題なく営業を継続しています。両者の命運を分けたのは、「一棟丸ごとを借り上げて運営していた独立型ビル(新宿)」と、「巨大複合施設サンシャインシティの核テナント群として機能する商業フロア(池袋)」という構造的な違いです。
新宿アルタは建物の老朽化や耐震補強、周辺再開発計画に伴うビルオーナーとの契約満了が主な閉鎖の契機でした。これに対し、池袋サンシャインシティアルタはワールドインポートマートビルの地下1階および1階部分に位置し、サンシャインシティ全体の大規模な回遊動線に完全に組み込まれています。三越伊勢丹グループの商業施設事業再編の中でも、池袋拠点はサブカルチャーとバラエティ雑貨のハブとして明確に位置づけられており、閉館する合理的な理由は存在しません。