ネット検索やカルチャー談義において頻繁に見られるのが、映画『心の旅』(原題:Regarding Henry)との混同です。検索ユーザーの中には、楽曲ではなく映画の情報を求めているケースも少なくありません。
1991年に公開されたアメリカ映画『心の旅』は、マイク・ニコルズが監督を務め、ハリソン・フォードとアネット・ベニングが主演したヒューマンドラマの名作です。脚本は後に映画監督として名を馳せるJ・J・エイブラムスが手掛けました。
【映画のあらすじ】:冷酷非情なやり手弁護士ヘンリー(ハリソン・フォード)は、ある夜コンビニ強盗に遭遇し頭部を銃撃されてしまいます。一命は取り留めたものの記憶を失い、言語や歩行のリハビリを余儀なくされるなかで、かつての傲慢な自分と訣別し、家族の愛情と人間性を取り戻していく――。
チューリップの楽曲とは直接の関係はないものの、「人生の途上で本当の自分と向き合う」という普遍的なテーマ性において奇しくも響き合う部分があり、邦題の秀逸さとともに映画ファンの記憶に刻まれています。