子どもの将来的な到達身長を大まかに把握する方法として、医学的にも広く使われているのが両親の身長から算出する最終身長予測計算式(標的身長)です。
【計算式】
・男子の予測身長 =(父親の身長 + 母親の身長 + 13)÷ 2
・女子の予測身長 =(父親の身長 + 母親の身長 - 13)÷ 2
※実際の最終身長はこの計算値から前後約±8〜9cmの範囲に収まることが多いとされています。
ただし、予測値とあまりに乖離がある場合や、以下のようなサインが見られる場合は、単なる個性ではなくホルモン分泌異常や骨の疾患が隠れている可能性も考慮しなければなりません。
・成長曲線を描いたときに「-2SD(標準偏差)」のラインを下回り続けている
・年間での身長の伸びが「4cm未満」にとどまっている
・小5になっても成長ペースが全く上がらず、年々周囲との差が開いている
これらに該当する場合は、小児科専門医が在籍する子どもの低身長外来を一度受診してみるのが賢明です。早期にレントゲンで骨端線の開き具合をチェックし、必要に応じて治療や生活指導を受けることで、将来的な不安を大きく軽減できます。