シュガーベイブのメンバー変遷と現在!なぜ解散?山下達郎らの脱退劇と真相

シュガーベイブのメンバー変遷と現在!なぜ解散?山下達郎らの脱退劇と真相

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シュガー・ベイブの存在を不滅のものにしたのが、1975年4月25日にリリースされた彼ら唯一のオリジナルアルバム『SONGS』です。この歴史的傑作の誕生には、元はっぴいえんどの大滝詠一の存在が決定的な役割を果たしました。

シュガー・ベイブのデモテープを聴き、その非凡な才能にいち早く目を付けた大滝は、自ら立ち上げたインディペンデント・レーベル「ナイアガラ(Niagara Records)」の記念すべき第1弾アーティストとして彼らを迎え入れました。大滝はプロデューサーとしてスタジオの手配からレコーディング技術の指導まで全面的にバックアップし、山下達郎に「音の職人」としてのプロフェッショナリズムを叩き込みました。

アルバムのオープニングを飾る「DOWN TOWN」(作詞:伊藤銀次、作曲:山下達郎)は、ウキウキするようなベースラインと華やかなホーン、重層的なコーラスが完璧に調和した、日本のシティポップの原点にして最高峰の代表曲です。さらに大貫妙子が作詞・作曲した名曲「いつも通り」や「蜃気楼の街」など、時代を超越した瑞々しい楽曲群が収められました。

発売当時の売れ行きは数千枚程度と振るいませんでしたが、90年代以降に巻き起こった渋谷系ムーブメントやJ-POPのルーツ探訪、そして2020年代以降の世界的なシティポップ再評価を通じて、『SONGS』は日本のロック・ポップス史上最高峰の名盤として燦然たる輝きを放ち続けています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。