長趾伸筋に過度なストレスが蓄積すると、筋繊維の一部がしこりのように凝り固まる長趾伸筋のトリガーポイントが形成されます。このトリガーポイントは、患部そのものだけでなく離れた場所に痛みを放散させる特徴を持っています。
長趾伸筋に発生したトリガーポイントは、すねの外側から足首前面、さらには第2〜4指の足の甲全体にかけて強い関連痛を飛ばします。隣接する前脛骨筋の関連痛が足首前面や親指周辺に痛みを送るのと同様に、痛みの発生源と自覚症状の位置がズレるため、足の甲をいくらマッサージしても改善しないというジレンマに陥りがちです。原因不明の足の甲の痛みは、すねのトリガーポイントを疑うのが解決への最短ルートとなります。