インターネット上の検索トレンドを見ていると、「真駒内滝野霊園は新興宗教の施設ではないか」「観光地化しすぎて故人を静かに偲べないのではないか」といった懸念や誤解を抱く人が一定数存在します。しかし、現場の事実関係を精査すると、これらの不安の大半は的外れであることが分かります。
第1に、運営母体は特定の宗教法人ではなく、北海道知事の認可を受けた公益社団法人ふるさとの杜です。完全な「宗旨・宗派不問」の霊園であり、仏教各派はもちろん、神道、キリスト教、無宗教の方であっても一切の制約なく利用できます。檀家制度のような寺院への付け届けや寄付金の義務も存在しません。
第2に、「観光エリアと墓所エリアのゾーニング」が極めて厳密に行われている点です。モアイ像や頭大仏、売店が集中しているのは霊園の中央エントランス周辺の特定の敷地であり、一般墓所や樹木葬のエリアはそこから離れた静謐な丘陵地に配置されています。観光客の喧騒が個々の墓前まで及ぶことは構造上ほとんどなく、静かに手を合わせたい遺族のプライバシーと尊厳はしっかりと担保されています。
また、昨今注目を集める「墓じまい・改葬」の受け皿としても機能しています。地方にある先祖代々のお墓を解体・撤去し、札幌近郊の管理しやすい滝野霊園の合葬墓や樹木葬へ移転するケースが増加しており、行政手続きや遺骨の運搬に関するサポート体制が完備されている点も利用者の信頼を集めています。