最新のライブ現場に足を運んだ者が目撃したのは、病気説を粉々に粉砕する生々しい生命力だ。ステージ上でマイクを握る上杉は、時折見せる笑顔とともに、ファンへ向けて力強い言葉を投げかけている。
「俺は歌うことでしか息ができない。身体がどう動くか、声がどう鳴るか、それだけを信じて生きている」
喉の奥から絞り出される肉声メッセージは、健康不安に怯えるファンの胸を熱く揺さぶる。加齢とともに低音の深みを増した歌声は、かつてのハイトーンとは異なる破壊力を宿していた。ステージを縦横無尽に動き、2時間を超えるセットリストを一歩も引かずに歌い抜くスタミナ。どこに病魔の付け入る隙があるというのか。
外見の変化や過去の葛藤を勝手に病気と結びつけ、消費しようとする言説はもう終わりにすべきだ。上杉昇は倒れてなどいない。彼は今この瞬間も、自らの喉ひとつで時代と対峙し、魂の歌を鳴らし続けている。 (出典: 上杉 昇 病気(Yahoo!ニュース))
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