名作『ナポレオンの戴冠式』に隠された嘘!母不在の真相と2枚目の違い

名作『ナポレオンの戴冠式』に隠された嘘!母不在の真相と2枚目の違い

名作『ナポレオンの戴冠式』に隠された嘘!母不在の真相と2枚目の違いの重要ポイントをお届けします。専門的な知識がチェックできます。

Q1:なぜナポレオンは教皇に冠をかぶせてもらわなかったのですか?
A1:歴代の神聖ローマ皇帝や国王のように教皇から王冠を授かると、「世俗の権力は教会(神)の下にある」という旧来の中世的秩序を認めることになるためです。ナポレオンは自らの軍事力とフランス人民の意志によって皇帝の地位を勝ち取ったという自負があり、教皇の権威を政治的に利用しつつも、自らの権力が教皇より上位にあることを視覚的に示すために自ら冠を手に取りました。

Q2:ヴェルサイユ宮殿の「ピンクのドレス」を着ている女性は誰ですか?
A2:ナポレオンの最愛の妹であるポーリーヌ・ボナパルトです。ルーヴル美術館のオリジナルでは他の侍女や親族と同様に白いドレスを着ていますが、ダヴィッドが失脚後に亡命先のブリュッセルで制作した2枚目(ヴェルサイユ宮殿所蔵)では、彼女への特別な親愛の情を込めてドレスをピンク色に塗り替えています。

Q3:ルーヴル美術館で実物を見る際、混雑を避けるコツや場所はどこですか?
A3:展示場所はドゥノン翼1階(日本でいう2階)の第75室「赤い部屋」です。隣接する『モナ・リザ』の展示室(第711室)が終日激しく混雑するため、人の波が押し寄せやすい傾向にあります。午前中の早い時間帯(9時〜10時)または夜間開館日の夕方以降を狙うと、巨大なカンヴァスの正面に陣取り、落ち着いて細部の演出までじっくり鑑賞できます。

山崎 陸
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山崎 陸

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