手順通りに電源を切って蒸発皿を確認したものの、「水がまったく溜まっていない」と焦るケースは少なくありません。しかし、必ずしも作業が失敗しているわけではありません。
水が出ない主な理由は以下の3点が考えられます。
1. ファン式(間冷式)で霜がほとんど付いていなかった
近年の高機能冷蔵庫は自動霜取り機能が優秀なため、普段から霜が厚く付着しておらず、排出される水分自体がごく微量であるケースがあります。
2. 運転時の熱ですでに水分が自然蒸発していた
蒸発皿はコンプレッサーの排熱を利用して水分を蒸発させる仕組みです。直前まで正常に運転していた場合、受け皿内の水が乾いていることも珍しくありません。
3. 霜がまだ溶け切っていない
直前に電源を切った場合、冷却器の奥深くで氷が固まったまま残っている可能性があります。庫内に冷気が残っているようであれば、ドアを全開にして室温で解凍を促進させてください。