SNSや知恵袋、実際の言葉遊びコミュニティにおいて「しりとり濁点攻め」に関する言及を分析すると、プレイヤーたちの悲喜こもごもな現場のリアルが浮かび上がってきます。
「家族でしりとりをしていて『チーズ』から『ず』を振られた瞬間、子どもが泣きそうになって黙り込んだ」「ドライブ中の暇つぶしで『ず』縛りをやったら開始2分で全員沈黙した」という投稿は枚挙にいとまがありません。一方で、「友達とのしりとりで『ずいき!』と即答したら、周囲から『お前何歳だよ』と爆笑されつつ一目置かれた」「『ズッパイングレーゼ』と答えたら誰も信じてくれず、その場でGoogle検索してスマホを見せる羽目になった」というユニークな証言も寄せられています。
実戦の現場観察から見えてくるのは、濁点「ず」の応酬は単なる語彙のテストではなく、その場の人間関係の温度感を測るコミュニケーション・ツールとして機能しているという点です。過度にマニアックな外来語を連発して場をしらけさせるか、誰もが知る定番で心地よくパスをつなぐか、あるいは意外な郷土の味を披露して会話のタネにするかという「空気を読む力」が問われています。