宝塚95期はなぜすごいのか?トップ7人誕生の「奇跡の真相」を徹底解説

宝塚95期はなぜすごいのか?トップ7人誕生の「奇跡の真相」を徹底解説

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宝塚歌劇団において、1つの期から誕生するトップスターの数は通常0〜1名、豊作とされる期でも2〜3名にとどまるのが長年の通例です。しかし、2009年に45名が入団した95期生は、男役トップスター4名、娘役トップスター3名の合計7名のトップスターを輩出しました。この数字自体が、宝塚の1世紀以上に及ぶ歴史のなかで突出した記録です。

さらに特筆すべきは、主要5組(花・月・雪・星・宙)のうち、複数の組で同時期に95期の同期生がトップスターとして大劇場を率いたという事実です。花組の柚香光、月組の月城かなと、星組の礼真琴、そして雪組の朝美絢と、男役トップスターが4組にわたって君臨した光景は、劇団史上でも前例を見ない壮麗な景色となりました。

娘役においても、月組で圧倒的な金字塔を打ち立てた愛希れいか、宙組を気品豊かに支えた実咲凜音、星組で太陽のような輝きを放った妃海風の3名が早くからトップ娘役に就任。95期は「誰か一人が突出していた世代」ではなく、「期全体が規格外のポテンシャルを秘めていた集団」だったことが、今なお絶賛される根本的な要因です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。