電子レンジや加熱工程を踏まない場合でも、道具の選び方を工夫するだけで刃物による怪我のリスクを完全に排除できます。
特に春先に出回る「新じゃが」や皮の薄い品種に対して抜群の効果を発揮するのが、アルミホイルを軽く丸めたボールです。一度くしゃくしゃに丸めて適度な角を作ったアルミホイルで、流水に当てながらじゃがいもの表面を優しくこするだけで、硬い果肉を傷つけることなく極薄の表皮だけが綺麗にこそげ落ちます。ピーラーでは削りすぎてしまう凹凸部分にも柔軟にフィットするため、歩留まりの面でも極めて優秀です。
また、加熱後の皮剥きにおいて指先の熱さが気になる場合は、カレースプーンの背や側面を滑らせるように押し当てることで、直接手で触れずに皮を帯状に剥離させることが可能です。キッチンの引き出しにある身近な日用品を正しく転用することが、安全な調理環境を生み出します。