現代の組織社会学や心理学では、指示命令系統が一方通行な官僚制組織よりも、現場の構成員が裁量権を持ち心理的安全性を担保しながら課題解決を図る「自律分散型組織(ティール組織)」が成果を出しやすいと実証されています。順天堂大学野球部は、まさにこの先進的マネジメントをグラウンド上で半世紀以上にわたり体現してきたフロンティアと言えます。
しかし、この特異な環境はすべての球児にとって天国であるとは限りません。自らの適性を見極めずに飛び込むと、大きなミスマッチを招くリスクを孕んでいます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
【順天堂大学野球部が向いている人】
・自らの課題をデータや理論に基づいて論理的に分析し、自主練習を組み立てられる選手
・将来的に指導者、教員、あるいはビジネスの現場でマネジメント層を目指したい人
・理不尽な拘束や軍隊的ルールではなく、自由闊達なディスカッションの中で野球観を深めたい人
【選ぶ際に慎重になるべき人】
・カリスマ監督から細かく一挙手一投足を指示され、管理されないと練習に身が入らない選手
・学業(スポーツ医学や生理学など)を軽視し、授業を犠牲にして野球だけをしていたい人
・チーム運営やミーティングなど、プレー以外の対話・調整業務を面倒だと感じる人