ダンサーにとって、ウェアは第二の皮膚に他ならない。圧倒的な跳躍と存在感で世界中を魅了した熊川哲也や、時代を画す圧倒的な美貌と技巧でバレエ界の概念を塗り替えたシルヴィ・ギエム。彼らのようなレジェンドたちが稽古場で見せる妥協なき佇まいは、いつの時代も次世代の着こなしに多大な影響を与えてきた。
歴史と伝統を誇る英国ロイヤル・バレエ団やパリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちも、リハーサルでは機能的なTシャツを愛用する。過酷なクラシックバレエの鍛錬を支える一枚には、動きを妨げず、自身の軸や筋肉の動きを正確に把握できるという切実な機能が求められるのだ。