数ある神代植物公園の大温室の見どころの中でも、訪れる者を圧倒するのが熱帯スイレン室と熱帯植物室のダイナミックな景観です。熱帯スイレン室の水面に目を向けると、子どもが乗れそうなほど巨大な葉を広げるオオオニバスが鎮座し、その周囲には青、紫、ピンクなど鮮烈な色彩を放つ熱帯スイレンが凛と咲き誇っています。水面に映り込む光と花々のコントラストは、まさに息をのむ美しさです。
そして、大温室最大のスター植物といえば、インドネシア・スマトラ島原産のショクダイオオコンニャクです。数年に一度、わずか2日程度しか咲かない「世界最大・最悪の臭いを放つ花」として知られ、開花期を迎えると公式SNSを通じて速報が駆け巡ります。リアルタイムの神代植物公園の大温室の開花状況は、園内の掲示や東京都公園協会の公式X(旧Twitter)アカウントで頻繁に更新されているため、訪れる直前のチェックが欠かせません。