ネット検索で「尾張温泉東海センター」と入力すると、関連語句に「閉館」や「休業」といった不穏な単語が並びます。しかし、現場に足を運べばその疑念は瞬時に氷解します。尾張温泉東海センターは日帰り温泉施設として現在も力強く営業を継続しています。
なぜこのような閉館の噂が広まったのか。そこには複合的な要因が関係しています。最大の要因は、かつて敷地内で一体的に運営されていた宿泊施設「ホテル尾張温泉」の営業終了および解体工事です。長年親しまれた巨大な宿泊棟の姿が消えたことで、遠方のファンや通りがかりのドライバーが「施設全体が廃業した」と早合点してSNS等で発信した経緯があります。
さらに、かつて館内の大広間で連日開催され、熱狂的なファンを集めていた「大衆演劇」の定期興行が終了したことも拍車をかけました。「舞台がなくなった=施設が閉まった」という短絡的な記憶の結びつきが、現在もネット上で尾を引いているのが事の真相です。現在の営業時間は13:00〜23:00(最終受付22:30)となっており、地元蟹江町民はもちろん、広域の温泉愛好家にとってかけがえのない憩いの場として機能しています。