ライブ当日に最も多くの初来場者が戸惑うのが、手荷物の保管環境です。下北沢SHELTERの場内にあるコインロッカーはわずか20〜30個程度しかなく、満員のソールドアウト公演では開場から数分で完全に埋まります。公演によってはスタッフによるクローク受付(預かり袋1つあたり500円程度)が実施されるケースもありますが、すべてのライブで行われるわけではありません。
そのため、現場での立ち回りを熟知した常連ファンの間では「下北沢駅のコインロッカーに荷物を預けてから会場に向かう」ことが常識となっています。近年の下北沢駅周辺は「シモキタエキウエ」をはじめ、改札内外にSuica等の交通系ICカード対応ロッカーが充実しているため、身軽な装いで現地に向かうのが最も安全な防衛策です。
また、地下フロア特有のレイアウトにも注意を払う必要があります。ステージ高は床面からわずか約45cmと低く、後方に立つと演者の手元やドラムセットの視認性が低下しがちです。さらに、フロア下手(客席から見て左側奥)には建物を支える頑丈な構造柱が存在し、立ち位置によってはボーカルやギタリストが完全に隠れる死角が生じます。クリアな視界を確保したい場合は、整理番号を活かしてフロア前方中央か、PA卓(音響ブース)手前の段差付近を確保することが推奨されます。