バッファロー製ルーターの前面に配置されているインジケーターの中で、「INTERNET」ランプは家庭内ネットワークと外部のインターネット網が正常にリンクしているかを監視する最も重要な窓口です。通常であれば緑色(または白色)に常時点灯しているはずのランプが点いていない、あるいは普段と異なる色で点滅している場合、ルーターは「外部との通信路を確立できていない」というSOSサインを発しています。
まず押さえるべきは、ランプの状態が何を物語っているのかという点です。INTERNETランプ消灯は、物理的にWANポート(青色の差し込み口)へ信号が届いていないか、通信リンク自体が消失している状態を示します。有線LANの信号が電気的・光学的にルーターへ入力されていないため、内部処理以前の段階でストップしていることを意味します。
一方、ランプが点灯・消灯ではなく「点滅」している場合は意味合いが大きく異なります。ここで重要となるのがオレンジ点滅と赤点滅の違いです。オレンジ色(橙色)の点滅は、多くの場合「DHCPサーバーからのIPアドレス取得待ち」や「IPアドレスの自動判別中」を表しています。物理的な結線は認識しているものの、接続方式の確定に手こずっている段階です。対して、赤色(赤橙色)の点滅や点灯は、PPPoE接続における認証の失敗、ファームウェアの深刻なエラー、あるいは回線側からの応答途絶といったクリティカルな論理障害を警告しています。