丁寧にお手入れをしていても、寝具には寿命が存在します。羊毛布団の一般的な耐用年数は、掛け布団でおよそ5〜8年、体重の負荷が直接かかる敷布団で3〜5年程度が目安とされています。
以下の症状が見られる場合は、メンテナンスの限界を迎えているサインです。
・全体的にカサが減り、干してもふっくら感が戻らない
・敷布団の中央部分がへこんで床つき感がある
・羊毛特有の獣臭や、汗の酸化臭が取れなくなった
・側生地から細かい毛羽や中綿が吹き出してきた
上質な羊毛(キャメルや高品質ウール)を使用した高価格帯の布団であれば、中綿を取り出して洗浄・補充する「打ち直し(仕立て直し)」を行うことで新品同様に再生できます。一方で、購入価格が手頃な製品やポリエステル混紡綿の場合は、打ち直し費用よりも新品への買い替えの方がコストパフォーマンスに優れるケースがほとんどです。