日本相撲協会の公式発表によって明らかになった訃報は、大相撲界全体に大きなショックをもたらした。本名・寺尾常史(てらお つねふみ)。現役時代は軽量でありながら、真っ向から大型力士へ立ち向かう勇姿でファンを魅了し続けた。幕内出場回数は歴代屈指の1388回を数え、怪我に屈しないその姿から「鉄人」の異名をとった。
各スポーツメディアや主要な訃報ニュースが一斉に速報を出した際、誰もが耳を疑った。病床にあっても土俵への情熱を絶やさず、後進の指導にあたっていた錣山部屋の師匠が、なぜこれほど急激に帰らぬ人となってしまったのか。公式な発表では、長年にわたり心臓機能の低下と戦っていた実態が明かされている。