森下愛子のキャリアを振り返る上で欠かせないのが、若い頃の圧倒的な美貌と独自の存在感です。1977年の映画『地獄の天使・紅い爆音』で鮮烈なデビューを果たした彼女は、翌1978年の映画『サード』でヒロインを熱演し、日本映画界に鮮烈なインパクトを与えました。
アンニュイでありながらどこか蠱惑的で、透明感と奔放さを併せ持つそのビジュアルは、当時の映画ファンや若者たちを熱狂させました。1979年の『十八歳、海へ』など数々の名作映画やトレンディドラマに出演し、清純派とは一線を画す「芯の強い現代的な女性像」を見事に体現。第3回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、演技派女優としての地位を若くして確立しました。