デジタル全盛の時代にあって、セリアやキャンドゥなどで根強く販売されているのが、昔ながらのバネ式「アナログキッチンスケール」です。100円(税込110円)という極限の低価格で購入できるこのアイテムには、デジタルにはない独自のストロングポイントがあります。
最大のアドバンテージは「電池が一切不要で、いつでも即座に使える点」です。デジタルスケールで頻繁に起こる「いざ使おうとしたらコイン電池が切れていた」「特殊なボタン電池(CR2032など)の予備がない」というストレスから完全に解放されます。さらに構造が単純なメカニカル式であるため、湿気や多少の水滴にも強く、アウトドア調理や災害時の非常持ち出し袋用としても重宝します。
ただし、目盛りが5gまたは10g刻みであるため、視線の角度によって読み取り値が変わる「視差誤差(パララックスエラー)」が避けられません。針をゼロ点に合わせるダイヤル調整も手動で行う必要があります。
また、重さを測るツールとして忘れてはならないのが、100均が得意とする「計量スプーン・計量カップ」の存在です。セリアやダイソーのキッチンコーナーには、料理の現場を知り尽くした秀逸な計量ツールが多数揃っています。
- すりきり板付き計量スプーン:片手で正確に大さじ1をすりきれる構造になっており、粉物の計量速度が劇的に向上します。
- 上からのぞいて量れるメジャーカップ:目線をカップの横に落とすことなく、上部から注ぎながら目盛りを確認できる人気商品です。
- 大さじ1/2目盛り付きスプーン:和食の味付けで頻出する「大さじ半分」をワンアクションで正確に量れます。
重量をグラム単位で厳密に管理する必要がない日常のおかず作りであれば、デジタルはかりを出さずとも、これら100均の計量スプーンやカップを駆使する方が作業効率は格段に上がります。