愛犬の尿トラブルで動物病院を受診する際、事前に採尿した尿を持参できると、診察が格段にスムーズになり犬への身体的負担も減らせます。
自宅でできる失敗しない採尿テクニック
犬が排尿ポーズをとった瞬間に、柄の長いお玉や紙コップ、市販の「ウロキャッチャー(採尿棒)」をそっと後方から差し込んで受け止めます。シート派の犬であれば、ペットシーツを裏返し(吸水面を下)にして敷いておくと、表面に溜まった尿を清潔なスポイトやシリンジで回収できます。
採取した尿は、できる限り「常温で30分以内」または「冷蔵保管で数時間以内」に病院へ提出してください。時間が経ちすぎた尿は成分が変質し、正しい検査結果が得られなくなります。
尿検査の費用相場と検査項目
一般的な動物病院での尿検査費用は、以下の範囲が目安となります。
- 一般尿検査(試験紙法+比重+顕微鏡沈渣):約1,000円〜3,000円
- 尿培養・感受性検査(外注検査など):約5,000円〜10,000円(※難治性感染症の場合)
一般的な検査では、尿蛋白、尿糖、潜血、pH、比重を調べるとともに、顕微鏡で赤血球・白血球・結晶・細菌の有無を網羅的に確認します。愛犬を連れて行けない場合でも、尿単体を持参すれば一次スクリーニングを行ってくれる動物病院も多いため、まずは電話で相談してみると良いでしょう。