紙鉄砲のメカニズムはシンプルだ。振り下ろした瞬間に内部の袋へ空気がなだれ込み、逃げ場を失った空気圧が袋を勢いよく外へ押し出す。このときに発生する空気の急激な膨張と振動こそが音の正体である。
折り筋をつける際、すべてのラインをギザギザになるほど強く圧着するのは避けた方がいい。特に空気の袋になる可動部は、適度な「遊び」を残しておくことで、一気に裏返りやすくなる。逆に骨組みとなる外枠部分はしっかりと指の腹でプレスしておくのが破れにくくするコツだ。
振り方にも技術がいる。腕全体を大振りするのではなく、ムチを打つようにスナップを効かせて振り下ろす。手首が最下点に達した瞬間に急ストップをかけるイメージだ。これで袋が鋭く飛び出し、空気を一瞬で破裂させる。