作家・小野寺S一貴とは何者か?妻ワカと龍神の教えが持つ評判の真相

作家・小野寺S一貴とは何者か?妻ワカと龍神の教えが持つ評判の真相

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2017年にサンマーク出版から刊行された『妻に龍が付きまして』は、瞬く間にベストセラーとなり、小野寺S一貴の名を全国区に押し上げました。本作の主役とも言えるのが、著者の妻である「ワカさん」と、彼女についたとされる龍神「ガガ」です。

幼少期から目に見えない気配を感じ取る感受性を持っていたワカさんですが、ある日、自らを「ガガ」と名乗る豪快で口の悪い龍神の言葉を通訳するようになります。世間一般のスピリチュアル本であれば、教祖的な威厳を持たせがちな場面ですが、小野寺作品の真骨頂は夫婦の飾らない掛け合いにあります。恐妻家としての一面を持つ夫・小野寺S一貴が、龍神の無茶振りに翻弄されながらも、言われた通りに行動を起こして人生を好転させていくプロセスが、読者に圧倒的な親近感を与えました。

作中で語られる「龍神の教え」は、決して特別な壺や高額な祈祷を勧めるものではありません。「靴を揃える」「親切に挨拶をする」「悪口を言わない」「家族を大切にする」といった、極めて常識的で普遍的な人間関係のルールが中心です。この泥臭いまでの人間味と倫理観こそが、幅広い層からの共感を獲得した最大の要因です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。