本記事の制作にあたり、ネット上の掲示板やSNSで語られる「モテる女の特徴」と「いい女の特徴」の混同が目立つのを確認した。編集部では、この2つの概念の違いを明確に区別することが、読者の自己理解に不可欠と判断した。
「モテる女」は、短期的な注目と接触頻度の高さで測られる。SNSのフォロワー数、マッチングアプリのいいね数、街中での声のかかりやすさ、これらはすべて「分かりやすいモテ」の指標だ。しかし、モテに伴う評価は流動的で、相手が若いほど「とりあえずアプローチしてみた」という軽い動機も多い。
一方「いい女」は、長期的な関係構築力と、人としての信頼感で評価される。派手なモテはないが、一度関係を築くと相手が手放したくなくなる。男が本気になる女と言い換えてもいい。両者は全くの別物である。
実際、婚活市場の現場では「モテてきた自負がある女性ほど、いい女評価でつまずく」という逆説的な現象が報告されている。複数の結婚相談所カウンセラーに確認したところ、共通する声はこうだ。
「若い頃にチヤホヤされてきた経験が自己肯定感の基盤になっていると、30代に入ってから真剣交際に至らないケースが多い。男性の見る目は20代の遊びの時期と30代の結婚観で全く違う。『いい女』は見た目の完成度ではなく、一緒にいて安心できるかで決まる。そこに気づけないと、婚活が長期化します」
これは決して容姿の重要性を否定するものではない。清潔感のある女性が高評価を得るのは当然として、そこに「品」が加わるかどうかは、もっと別の要素で決まるということだ。