元少年Aがウェブサイト上で公開した作品群は、いずれも常軌を逸した不気味さを漂わせていました。特に閲覧者に強い不快感を与えたのが、巨大なナメクジと人間の女性を融合させたようなグロテスクな絵画や、バラバラになった身体パーツを組み合わせた奇怪なイラストです。
ほかにも、木の皮や針金、動物の死骸を連想させる素材をコラージュしたようなオブジェ画像が多数アップロードされていました。これらの作品群に共通していたのは、極端な身体の変形、性的・暴力的な暗示、そして死や解体を想起させる暗澹たるモチーフです。
本人は作品について明確な解説を残していないものの、タイトルや添えられた詩のような散文からは、「自分自身の内面に蠢く衝動」や「社会からの疎外感」をアートに昇華させようとする意図が透けて見えました。しかし、過去の凄惨な凶行を知る人々にとって、それらの絵画は芸術などではなく、過去の猟奇性を再び誇示しているかのようにしか映りませんでした。