三大フルーツの中で最も知名度が低く、「幻の果物」と呼ばれるのがアンデス原産のチェリモヤです。作家マーク・トウェインが「人類が知る限り、最も美味な果実」と絶賛したことでも知られています。
気になる世界三大美果チェリモヤの味は、バナナ、パイナップル、パッションフルーツ、洋梨をミックスし、上質なバニラクリームを混ぜ合わせたような贅沢な甘みが特徴です。糖度は20〜25度に達することもあり、果肉のテクスチャーはまさに「森のアイスクリーム」という異名そのものです。
よく混同される果実に釈迦頭(シャカトウ/バンレイシ)がありますが、釈迦頭とチェリモヤの違いは栽培環境と表面の形状にあります。釈迦頭は低地の熱帯気候を好む凹凸の強い果実ですが、チェリモヤは冷涼な高山気候を好み、果皮はウロコ状のなめらかな波模様を描きます。両者を交配して生まれたハイブリッド品種「アテモヤ」も近年人気を集めています。
チェリモヤの食べ方は非常にシンプルです。果皮が緑色からやや黒ずみ、指で押して柔らかさを感じるまで室温で追熟させた後、食べる直前に2〜3時間ほど冷蔵庫で冷やします。縦半分にナイフを入れ、黒い種を避けながらスプーンですくって食べるのが最も贅沢な味わい方です。