手足口病は大人がうつると地獄?感染確率や知恵袋の壮絶体験談を検証

手足口病は大人がうつると地獄?感染確率や知恵袋の壮絶体験談を検証

手足口病は大人がうつると地獄?感染確率や知恵袋の壮絶体験談を検証の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

Yahoo!知恵袋をはじめとするQ&AサイトやSNSを調査すると、大人の手足口病に関する体験談は、まさに「地獄の苦しみ」と表現されるものが目立ちます。小児科では「数日で治る軽い夏風邪」と説明されることが多い疾患ですが、成人患者の声からは全く異なる過酷な実態が浮かび上がります。

知恵袋に寄せられた代表的な体験談のパターンを分析すると、成人特有の過酷な症状が3つに集約されます。

  • 足の裏の発疹による激痛:「足の裏全体に赤い発疹がびっしりでき、床に足をつけるだけで画鋲を踏んでいるような激痛が走る。トイレに行くことすら這って移動した」
  • 咽頭痛による経口摂取の不能:「口内炎が数十個同時に多発し、喉の奥が腫れ上がって水すら激痛で飲めない。脱水症状で点滴を受ける羽目になった」
  • 前駆症状としての高熱:「子どもの発症から4日後、突如39度を超える悪寒と関節痛に襲われ、インフルエンザ以上の全身倦怠感に倒れた」

小児の手足口病では発熱が38度前後に留まり、発疹の痛みやかゆみも軽度で済む場合が大半です。しかし成人では、発達した免疫システムがウイルスに対して過剰に応答(免疫暴走)を起こすため、大人の手足口病の重症化リスクが極めて高くなります。特に近年流行の主流となっているコクサッキーウイルスA6(CA6)型は、成人において極めて広範囲かつ水疱性の強い発疹を引き起こす特徴があります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。