すすきのの中心部から西へ徒歩数分、喧騒から少し離れた南6条通沿いに行列を作る「らーめん信玄 南6条店」。深夜1時近くになっても20人〜30人規模の待機列ができる光景は、札幌の夜の風物詩とも言えます。
深夜まで行列が続く最大の要因は、「すすきのの夜の締め文化」と「信玄特有の優しくクリーミーなスープ設計」の見事な親和性にあります。札幌の王道味噌ラーメンといえば、ラードが表面を覆う熱々でパンチの効いた純連・すみれ系が有名ですが、信玄のアプローチは対照的です。
豚骨と野菜をじっくりと煮込んだスープは、驚くほどまろやかで臭みがなく、お酒を飲んだ後の胃袋にもスッと染み渡ります。この「濃厚でありながら重すぎない後味」が、深夜に訪れる地元客や観光客を虜にし、深夜のすすきのラーメン行列の筆頭格として君臨し続ける理由です。