セルフ縮毛矯正は危険?失敗・チリチリ髪を防ぐプロ直伝のやり方と選び方

セルフ縮毛矯正は危険?失敗・チリチリ髪を防ぐプロ直伝のやり方と選び方

セルフ縮毛矯正は危険?失敗・チリチリ髪を防ぐプロ直伝のやり方と選び方の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

「自宅で縮毛矯正をやったら髪がほうきのようにチリチリになった」という失敗談は、決して都市伝説ではありません。専門用語で「ビビリ毛」と呼ばれるこの現象は、髪の主成分であるタンパク質が過剰な還元剤と高熱によって破壊され、限界を超えて炭化・変性してしまうことで起こります。

失敗を引き起こす最大の理由は、「1剤の軟化見極めミス」と「濡れた状態での高熱アイロン照射」です。市販の縮毛矯正剤は誰の髪でも反応するように設定されているため、ドラッグストアで購入できる薬剤であってもアルカリ濃度や還元力が比較的高めに設定されています。すでにカラーやブリーチでダメージを負っている毛先に健康毛と同じ放置時間で塗布してしまうと、わずか数分で髪の強度が失われ、取り返しのつかないダメージを負うことになります。

さらに、薬剤の塗布時に頭皮へべったりと薬剤をつけてしまうことで起こる「根元折れ(根元から90度にカックンと曲がった状態)」もセルフ特有の失敗例です。美容院では毛根から1〜2cm外して薬剤をミリ単位でコントロールしますが、後頭部など視界が届かない場所を手探りで塗るセルフ施術では、均一な薬剤塗布が構造的に難しく、これがトラブルの温床となっています。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。