新極真会福岡支部を語る上で欠かせないのが、現・新極真会代表理事を務める緑健児代表の存在です。小柄な体躯でありながら圧倒的なスピードと切れ味鋭い技で第5回世界大会を制した伝説の空手家が築いた基盤は、現在も指導体系の根幹に息づいています。
福岡支部が「常勝軍団」と称される最大の理由は、単なるフィジカルトレーニングにとどまらない、論理的かつ緻密な技術指導にあります。日々の稽古では基本・移動稽古の反復による軸の形成と、実戦的なスパーリング(組手)での間合いの駆け引きを徹底的に追求。その結果、全日本選手権大会や世界大会をはじめとする主要な大会結果においても、常に福岡支部所属の選手が上位入賞を果たし、フルコンタクト空手界の最前線を走り続けています。
勝負への厳しさを追求する一方で、「心技体」の調和を最も重んじるのが緑代表の理念です。道場には相手を敬う精神が浸透しており、トップ選手から初心者までが互いを高め合える道場環境こそが、揺るぎない強さを生み出す源泉となっています。