恋愛心理学の観点から見れば、人間の感情が「好き」から「生理的に無理」へと一転する背景には、脳の防衛本能とストレスの限界値が深く関わっている。メディアや動画配信プラットフォームで独自の心理分析を発信するメンタリストDaiGo氏も指摘するように、人は相手に対するネガティブな感情が高まりすぎると、思考のコストを削減するために感情を一括して拒絶反応として処理する傾向がある。
「もう話し合うのも疲れた」「自分の気持ちを理解してくれない」といった感情的な行き止まりに直面したとき、脳は関係を断ち切るための最も強力な理由として感情を拒絶へと誘導する。言い換えれば、相手の本音は「あなたという人間が存在すること自体への拒絶」ではなく、「これ以上傷つきたくない、これ以上がっかりしたくない」という切実な自己防衛のSOSなのだ。