四大流派や極真系以外にも、独自の進化を遂げた魅力的な空手体系が存在します。
■ 防具付き空手(硬式空手・錬武会など)
「当てなければ威力はわからないが、素手で殴り合えば大怪我をする」というジレンマを解消するために発展したのが防具付き空手です。頑丈な面と胴を装着するため、「顔面への全力ストレート打撃」を日常的に稽古できる点が最大の強みです。寸止めルールとは異なる、芯に響く打撃戦を安全に体験できます。
■ 沖縄古流空手(首里手・那覇手・泊手・本部御殿手など)
空手の源流である沖縄では、スポーツ競技とは一線を画した「命を守るための武術」が受け継がれています。競技空手では反則となる目突き、金的蹴り、関節破壊、急所攻撃などが型の中にそのまま残されており、筋力に頼らない骨格の使い方や脱力を重視します。生涯修行としての深みを求める愛好家から絶大な支持を集めています。