受験生の間で今も語られる「2017年センター試験の難易度や平均点の真相」を紐解くと、科目ごとに明確な特徴が見えてきます。全体的な2017年センター試験のボーダーは、前年と比べて国公立大学志望者でほぼ横ばいから微減程度で推移しましたが、個別科目の内実には大きな波がありました。
まず国語においては、過去に大波乱を巻き起こした年と比べると「2017年のセンター国語の難化」は限定的で、現代文・古文・漢文のバランスが取れた標準的な出題構成となりました。現代文の評論では野矢茂樹『大人のための国語ゼミ』を原典とする論理的な文章が出題され、素直な読解力が素点に反映されやすい年となっています。
英語筆記に関しては、大問ごとの配分や語彙レベルに極端な変更はなく、第3問の会話文完成や第4問のグラフ読み取り問題など、迅速な視覚情報の処理が求められました。2017年センター英語の過去問解説でも強調される通り、小手先のテクニックではなく「段落ごとの論旨把握」と「設問の言い換え(パラフレーズ)の見抜き」が堅実な得点源となる構成でした。