雑貨カテゴリの中でも、特に爆発的な売り上げを見せているのがステーショナリーとセラミック・グラス類だ。日本の文具市場はもともと機能性において世界最高峰だが、韓国文具がもたらしたのは「感情のグラフィック化」という新しい価値観だった。
くすみカラーのノート、独特の手書きフォントが配されたステッカー、タスク管理をゲームのように楽しむプランナー。それらは単なる事務用品ではなく、自分の思考や感情を整理するための「パーソナルな道具」として愛用されている。また、歪んだフォルムのマグカップや、ぽってりとした厚みのあるプレートなどのテーブルウェアは、家飲みや週末のブランチを特別な体験に変えてくれるアイテムとして、20代〜30代の単身世帯を中心に圧倒的な支持を得ている。