ブルガリア出身の元大関・琴欧洲勝紀親方と歩みをともにしてきた安藤麻里子氏。彼女がどのような経歴をたどり、角界の「おかみさん」という特別な立場へと至ったのか。その素顔を知る関係者は、口をそろえて彼女の行動力と包容力を称賛する。
かつて民間企業や航空会社勤務などのキャリアを通じて培った高い語学力と洗練された接客スキルは、独立して立ち上げられた鳴戸部屋の運営において最大限に発揮された。言葉の壁や生活習慣の違いに戸惑う海外出身者や若手力士たちに対して、彼女は単なる「親方の妻」という枠を超えたカウンセラーであり、組織のマネージャーとしての役割を果たしている。