片目の目やにはコロナ感染?変異株による結膜炎の兆候と受診目安

片目の目やにはコロナ感染?変異株による結膜炎の兆候と受診目安

片目の目やにはコロナ感染?変異株による結膜炎の兆候と受診目安について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

呼吸器感染症であるはずのウイルスが、なぜ両目ではなく片側の目だけに強く症状を引き起こすのか。その最大の理由は、「接触感染」による物理的なウイルス侵入ルートにあります。

人は無意識のうちに1時間に数十回も顔や目に触れています。ウイルスが付着した手で右目だけ、あるいは左目だけを擦ったり触れたりすることで、その片目からウイルスが直接結膜組織に侵入します。これを「局所感染」と呼びます。

ウイルスが侵入した側の目では、数時間から数日のうちに局所的な免疫反応が激化し、血管の拡張(充血)や炎症性分泌物(目やに)、異物排出のための涙が分泌されます。その後、鼻涙管(目と鼻をつなぐ管)を通って喉や気道へとウイルスが拡散し、数日遅れて発熱や咽頭痛などの全身症状へ進展していくケースが典型的です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。