実はもっと早く切れる!りんごの剥き方・保存術と簡単プロ技徹底解説

実はもっと早く切れる!りんごの剥き方・保存術と簡単プロ技徹底解説

実はもっと早く切れる!りんごの剥き方・保存術と簡単プロ技徹底解説の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

りんごの栄養を最大限に活かし、かつ調理の手間を極限まで省く方法として定着しつつあるのが、横向きにスライスする「スターカット」です。芯の部分が星の形に見えることから名付けられたこの切り方は、農林水産省や果樹試験場の普及活動でも推奨されています。

以下の比較表は、従来のくし形皮むきとスターカット、および各種変色防止処理の特徴をまとめたデータです。

処理・カット方法詳細・数値データ一般的な基準・効果編集部の見解・評価従来のくし形(皮なし)廃棄率:約15〜20%
ポリフェノール残存率:約60%一般的な食べやすさを最優先するカット法舌触りは良好だが栄養損失と生ゴミ量が多い輪切りスターカット廃棄率:約5%未満(芯のみ)
ポリフェノール残存率:約95%以上厚さ1〜2mmでスライス、皮ごと喫食包丁の刃入れが少なく最もタイパ・栄養効率が高い食塩水浸漬(0.85%)変色抑制:約6〜8時間持続
塩分濃度:水200mlに塩小さじ1/5ポリフェノールオキシダーゼ酵素の活性阻害お弁当用の定番。わずかな塩味が甘みを引き立てる砂糖水 / ハチミツ水浸漬変色抑制:約12時間以上持続
濃度:水200mlに砂糖大さじ1果肉表面の酸素接触を糖膜で物理遮断塩味が残らないためデザートや離乳食後食用に最適

りんごの皮および皮の直下には、抗酸化作用を持つプロシアニジン(ポリフェノールの一種)や食物繊維(ペクチン)が果肉部分の約3〜4倍含まれています。スターカットにすると皮の表面積が薄く分散されるため、硬さを感じることなく丸ごと美味しく食べられます。

また、カット後の褐変(茶色く変色する現象)は、果肉中のポリフェノールが空気に触れて酸化酵素と反応することで生じます。塩水が定番ですが、塩分が気になる方やスイーツ作りに使いたい場合は、「水200ml+砂糖大さじ1」または「水200ml+ハチミツ大さじ1」の溶液に2分ほど浸す方法が優れています。糖分が表面に被膜を形成し、酸化を長時間食い止める効果があります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。