TikTokに動画を投稿すると、フォロワー数に関係なく一定のユーザーへ動画が表示されます。この初期段階で多くの投稿者が直面するのが、再生回数が200〜300回程度で頭打ちになる「200回の壁」です。
配信システムは、投稿されたすべての動画をまず小規模なユーザーグループ(約200〜500人)の「おすすめフィード」に試験的に露出させます。この初期テスト期間中に、システムは視聴者のリアクションをリアルタイムでスコアリングしています。ここで一定水準以上のエンゲージメントを獲得できない動画は、次の配信ティア(数千〜数万回規模のプール)へ推薦されず、配信が事実上ストップする仕組みです。
アルゴリズムが見ている評価指標の中で、現在最も重視されているのが「フル視聴(視聴完了率)」と「リピート再生(ループ率)」です。いいねやコメント、シェア、保存といったアクションも加点要素ですが、最後まで飽きずに見られたかどうかが配信拡大の絶対条件となります。200回で止まる動画は、「面白くない」以前に「途中でスワイプされて離脱されている」という明確なデータ的敗因を抱えています。