栄光の陰には、受賞者たちの執念と過酷な代償がある。幾度ものノミネートを経験しながら無冠が続き、映画界屈指の「無冠の天才」と呼ばれ続けたレオナルド・ディカプリオの道のりは、その過酷さを物語る代表例だ。
彼がついに主演男優賞を手にした『レヴェナント: 蘇えりし者』では、極寒の雪山で生のバイソンの肝臓を食らい、凍てつく河に飛び込む極限のロケを敢行した。「オスカー像を手にするためには、自らの限界を超えなければならない」――関係者が口を揃えるこの言葉は、ハリウッドの頂点に挑む俳優たちが背負う覚悟の重さを物語っている。