川がつく都道府県は3つだけ?意外な共通点と由来の真相を徹底解剖

川がつく都道府県は3つだけ?意外な共通点と由来の真相を徹底解剖

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結論から整理すると、川のつく県名一覧に該当するのは「神奈川県」「石川県」「香川県」の3県のみです。日本の総都道府県数47のうち、占有率はわずか6.38%にとどまります。

この数値の特異性は、同じ自然地形を表す漢字を持つ他の都道府県と比較すると一層浮き彫りになります。例えば、「山」がつく都道府県は山形・福島・富山・山梨・和歌山・山口の6県(12.77%)、「島」がつく都道府県は福島・島根・広島・徳島・鹿児島の5県(10.64%)にのぼります。

地形・自然の漢字該当する都道府県名該当数(全47比)命名の地理的・歴史的傾向川(かわ・がわ)神奈川県、石川県、香川県3県(6.4%)暴れ川や宿場町、旧郡名から採用。城下町と異なる位置から命名された共通項。山(やま)山形県、福島県、富山県、山梨県、和歌山県、山口県6県(12.8%)山岳信仰や天然の要害として藩政時代の城郭・拠点の地名に多く採用。島(しま・じま)福島県、島根県、広島県、徳島県、鹿児島県5県(10.6%)三角州(デルタ地帯)や多島海、半島・湾岸の防衛拠点に由来。岡(おか)静岡県、岡山県、福岡県3県(6.4%)小高い丘陵地や城下町の改称(駿府→静岡など)に伴う命名。

河川大国でありながら、川がつく都道府県の数が極端に少ない現実は、偶然ではなく行政史と国土地理の力学がもたらした必然です。その根底を理解するためには、3つの県がそれぞれどこからその名を得たのか、詳細な原点に立ち返る必要があります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。