インターネット上や知恵袋などで最も多く検索されているのが、「郵便局のふるさと会は本当にお得なのか」という疑問です。特に名称が似ている「ふるさと納税」との混同が多く見られますが、両者の仕組みは根本的に異なります。
ふるさと納税は自治体への寄附金控除制度を利用したものであり、自己負担額2,000円を除いた寄附額が住民税や所得税から控除されます。一方、郵便局のふるさと会は日本郵便が企画・販売する純粋な「食品頒布会(定期通販)」であり、税金の控除や確定申告といった制度上のメリットは一切ありません。そのため、純粋な商品価格と送料、サービス品質のバランスからコストパフォーマンスを評価する必要があります。
ふるさと会の料金体系はコースによって異なりますが、月額2,800円〜3,500円前後(消費税・チルド送料込み)の価格帯が主流です。毎月スーパーで購入する日常食材と比較すればやや高価に映るものの、デパートの外商や高級お取り寄せサイトで1回あたり4,000円〜5,000円超で販売されている品質の産直品が、送料込みの一定価格で届く点に最大のバリューがあります。
ふるさと納税は制度改定によって返礼品の経費率上限が厳格化された経緯もあり、「実質2,000円とはいえ手続きが煩雑」「一度に届く量が多すぎて冷凍庫に入りきらない」「いつ届くか分からず旅行の予定が立てにくい」という不満も生じています。これに対し、郵便局のふるさと会は「発送計画が定まっており、チルド便で適量が毎月確実に届く」という日常の使い勝手において確固たる優位性を持っています。