長時間冷蔵庫に入れて完全に甘みが抜けてしまったり、ガリガリと固いまま戻らなくなったりした桃も、少しの工夫で見違えるような絶品デザートへ生まれ変わります。
おすすめの王道メニューは、素材の風味を閉じ込める桃のコンポートです。作り方は非常にシンプルで、鍋に水200ml、白ワイン50ml、砂糖40〜50gを入れて火にかけ、沸騰したら皮をむいた桃を加えて弱火で10〜15分ほど煮込むだけです。煮汁ごと清潔な容器に移して冷ませば、果肉の繊維が柔らかくとろけ、上品な甘さが全体に行き渡ります。
また、生のままカットしてサラダやヨーグルトに合わせる際は、桃の変色防止にレモン汁を数滴絡めておくのがコツです。ポリフェノールの酸化による褐変を防ぎ、見た目の鮮やかさと程よい酸味のアクセントが加わります。マスカルポーネチーズや生ハムと合わせてオリーブオイルをかければ、大人向けの前菜としても重宝します。