対戦型リアルタイムストラテジーであるクラロワにおいて、初心者が連敗の泥沼にはまる背景には明確な行動パターンが存在します。Supercellが公開する対戦ログの傾向や筆者が多数の初心者リプレイを分析した結果、クラロワ勝てない理由と対策を突き詰めると、主に3つの致命的なミスに集約されます。
第1のミスは「初手からの全力攻撃」です。バトル開始直後、手札にある高コストユニットを橋の前(ブリッジ)から突撃させ、エリクサーが空になった瞬間、相手の冷静な防衛ユニットと逆サイドへのカウンターによってキングタワーまで瀕死に追い込まれる光景は日常茶飯事です。クラロワは攻めた側が有利になるゲームではなく、タワーの援護射撃を受けながら守った側が有利になるゲームです。
第2のミスは、デッキの「平均エリクサーコストの肥大化」です。メガナイト、ペッカ、高コスト飛行ユニットなどを贅沢に詰め込んだデッキは、一見すると圧倒的な破壊力を持っていそうに見えます。しかし、平均コストが4.3を超えてくると、相手の素早い攻めに対して手札が回らず、適切な迎撃カードを出せないままタワーを削られ続けます。
第3のミスは、ダメージを恐れるあまり「自陣の手前で敵を止めようとする配置ミス」です。川のすぐ近くに防衛ユニットを出してしまうと、相手の後衛ユニットやタワーからの攻撃に晒され、あっけなく溶けてしまいます。勝率を安定させるための基本は、敵を自陣の中央深くまで引き込み、左右両方のプリンセスタワーから矢を浴びせる初心者向けタワー防衛術の徹底に他なりません。