この一連のムーブメントを陰で支え続けたのが、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(旧ソネット)をはじめとするソニーグループ株式会社の存在だ。プロバイダ事業との連動により、インフラとエンターテインメントが見事に融合したビジネスモデルが構築された。
また、本作は単なる通信ソフトではなく、優れた育成シミュレーションゲームとしての側面も持ち合わせていた。ペットにごはんをあげたり、部屋を模様替えしたりする楽しさはもちろん、時にはペットが「家出」をして見知らぬユーザーのもとへ旅立ってしまうという驚きのトリビア的仕様も存在した。こうした予想外の挙動こそが、ユーザー同士の意図せぬ交流を生み出す仕掛けとなっていたのだ。