2008年の第1回大会から現在に至るまで、数多くのトップコント師が王座に君臨してきました。大会初期の東京03やバイきんぐが見せた完成された設定劇から、かまいたち、ハナコ、空気階段といった時代を象徴するユニットまで、歴代王者の顔ぶれは日本のコント史そのものです。
歴代の採点結果において燦然と輝く「歴代最高得点」の記録を語る上で外せないのが、2026年大会を制したサルゴリラの合計964点(ファーストステージ482点、ファイナルステージ482点)という驚異的なスコアです。さらに前年2026年のビスケットブラザーズが叩き出した合計963点、ファーストステージ単独での歴代最高得点を誇る2026年の空気階段(486点)など、近年の大会はネタの強度と爆発力が極限まで高まっています。
なぜこれらのネタが伝説となったのか。その背景には、緻密な伏線回収と突飛なキャラクターの共存があります。サルゴリラが見せた「魚」「ペンライト」のネタのように、日常の些細な違和感を狂気へと昇華させる構成力と演技力が、審査員の高い評価へと直結しました。過去の歴代名作ネタを振り返ると、単なるシチュエーションの面白さを超え、演者の人間性や哀愁が滲み出るコントこそが高得点を獲得する共通項となっています。