生理中のお酒はなぜ悪化を招く?酔いやすい理由と知るべき体へのリスク

生理中のお酒はなぜ悪化を招く?酔いやすい理由と知るべき体へのリスク

生理中のお酒はなぜ悪化を招く?酔いやすい理由と知るべき体へのリスクとはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

大手SNSや知恵袋、コミュニティフォーラムに投稿されたリアルな体験談を分析すると、多くの女性が生理中の飲酒によって想定外のトラブルに直面している実態が浮き彫りになります。

「会社の歓送迎会で断れず、カクテルを2杯飲んだだけでトイレから出られなくなった」「翌朝、貧血と激しい腹痛でベッドから起き上がれず仕事を休む羽目になった」という声は枚挙にいとまがありません。中には、「PMS(月経前症候群)のイライラをお酒で紛らわせようとした結果、感情の起伏が余計に激しくなり翌朝ひどい自己嫌悪に陥った」という精神面での悪化を訴えるケースも目立ちます。

生理前や生理中は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやGABAの働きが不安定になりがちです。アルコールは一時的に中枢神経を麻痺させてリラックス感をもたらすものの、代謝が進むにつれて交感神経を刺激し、情緒不安定や睡眠障害、強い抑うつ感を助長します。また、黄体期から続く水分代謝の悪化とアルコールの脱水作用が重なることで、翌朝の顔や手足の激しいむくみを引き起こす要因にもなっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。