凪の元カレ・我聞慎二を演じた高橋一生の怪演も、放送当時大きな話題を呼んだ。会社では完璧なサラリーマンとして振る舞いながら、凪に対しては素直になれず、意地悪な暴言ばかり吐いてしまう不器用すぎる男を見事に演じ切った。
特に、凪の前では冷徹な態度を取りながら、一歩外に出ると過呼吸気味に大泣きするシーンは語り草だ。高橋一生はこの二面性を演じるにあたり、慎二の幼少期のトラウマや家庭環境の複雑さを深く掘り下げて役作りに臨んでいたという。歪んだ愛情表現の裏にある脆さを表現した彼の演技は、単なる嫌な男にとどまらない深い愛されキャラを生み出した。