大國藥妝店(ダイコク)閉店の真相!現在の店舗状況と通販の評判を追う

大國藥妝店(ダイコク)閉店の真相!現在の店舗状況と通販の評判を追う

大國藥妝店(ダイコク)閉店の真相!現在の店舗状況と通販の評判を追うの基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

実店舗の撤退が進む中、大國藥妝店が活路を見出したのが、台湾のファンに向けた公式越境EC「大國藥妝全球旗艦店(台湾直送)」の開設でした。しかし、サービス立ち上げ直後からSNS上では「注文した商品が届かない」「偽物をつかまされたのではないか」といった不穏な口コミが噴出することになります。このトラブルの真相を紐解くと、越境取引特有の構造的ハードルが見えてきます。

まず「商品が届かない」と騒がれた最大の原因は、台湾税関における「EZ WAY(易利委)」実名認証アプリの義務化と、初期物流ラインのパンクです。台湾当局による海外通販の輸入規制強化に伴い、購入者側のアプリ登録不備や受取人情報の一致確認で税関留め置きが多発。さらに、日本からの航空便減便が重なり、通常数日で届くはずの荷物が1ヶ月以上滞留する事態が発生しました。これがユーザーの間で「代金を騙し取られたのではないか」という不安に直結しました。

次に「偽物疑惑」についてですが、これは完全な風評被害とネット上の誤解であることが判明しています。大國藥妝の公式オンラインストアが取り扱う商品は、日本の直営店舗と全く同じ正規流通ルート(国内大手医薬品卸)から仕入れられた正真正銘の日本正規品です。疑惑が広がった背景には、以下の2つの要因が絡み合っていました。

第一に、大國藥妝のブランド名を無断で使用した悪質な偽ECサイトやフィッシング詐欺が台湾・香港で横行したこと。第二に、製薬会社によるパッケージリニューアルや成分変更(日本国内向けマイナーチェンジ)が、海外ユーザーに「以前買ったものとデザインや錠剤の色が違う」と疑念を抱かせたことです。公式窓口や台湾メディアの報道を通じ、公式直送便における偽物の混入はゼロであることが証明され、現在では配送追跡システムの刷新とともに沈静化しています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。